2008年9月8日月曜日

三菱アイに乗って

 老後生活の諸条件に適応すべく、何年来の大小の車2台態勢を変えて、小1台にしたことは、メインの方に書いた(Aquarian's Memorandum 08/9/07 「車を買い換え」)。今日はじめて、少々動かしてみた。昨日は車屋さんから家まで乗り帰っただけ。別に用事があるでもなし、車が来たからといってにわかにあちこち走り回るほどのエネルギーはない。

 今日は用事があって、町中に出かけた。お世話になっている証券屋さんで、これまでの担当者(女性)が寿退社。代わりの担当者(次長さん)にお目めにかかりに出かけたというわけ。駐車場に行って、おっとどっこい。お前の車はでかすぎて、このパーキング・タワーには入らぬと。え?、ちっこい車に換えたのに、どうして? 高さがねぇ、と、門番のお年寄りがのたもう。そんなはずがないと抗弁すると、背中の丸い番人、自分の背の高さで、おたくここでしょ。この駐車場はここまでなんですと、立体駐車場の高さ制限の垂れ板のところで示す。そこには155cmとある。

 そんなわきで、別のタワー入り口から、つい先頃まで乗っていた「大」の車がスイーッと入っていく。いぶかしがりながらも、仕方がない。別の露天の駐車場に入れた。あとで調べると、なるほど、わが新車は「小」ながら車高、160cm。立体駐車場の規格ハズレなのだった。

 日本では、かなり異常な車のサイズ・排気量規制と、税の優遇が行われている。メーカーは、軽自動車の規格のもと、格別の税優遇を享受したい人に、制限いっぱいの大きさの車を売っている。わが新車は、そのサービスゆえに、立体駐車場からははねられたのであった。あっちが立てば、こっちが立たない。ああ。

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