2008年10月22日水曜日

「クローズアップ現代」のキャスターに注文をつける

 NHKの時事問題解説番組「クローズアップ現代」(月ー木、午後7:30ー8:00)のキャスターをしている国谷(くにや)さんという女性、たしかにこの種の問題を扱うのに抜群のセンスがあるのだろうが、この人の日本語にはがまんがならない。とてもふつうの日本語教育を受けてきた人とは思えない。外国育ちのバイリンガルなのだろうか。日本語をまるで英語を話しているかのように、変なメリハリをつけて話す。日本語らしいメリハリがついていればいいのだが、そうではない。強調点と関係ない部分に変に力が入ってきたかと思うと、そこからさらに強調しようと、ますますハイテンションに上昇していき、聞くに堪えない。ああ、いやだ。テレビを消してしまうことも多い。
 そんな繰り返しに、がまんができず、NHKのホームページに「意見問い合わせ欄」があるのを見つけ、そこに投稿してみた。以下である。400字を超えると、受け付けないので、一部省略した。

【ここから投稿分】
「クローズアップ現代」を、ずっとがまんして視聴しています。
国谷キャスターの日本語は、毎回がまんの限度を超えます。どうして、こんな変な日本語を使う人を、NHKを代表する番組に使うのでしょうか。この人の日本語のイントネーション、アクセントは非常におかしく、神経を逆なでされることがしばしばです。
 たとえば昨日(10/21)、太陽電池を問題にしていました。その際の「でんち」のアクセントが、明らかにおかしいです。第1シラブルにアクセントがあるべきです。同じ番組のなかで、人により「んち」と「でん」が混じって聞こえるのには、いらいらします。
この人のイントネーションは、とても日本語と思えないほど、おかしいです。もっと平板であってほしいです。この人は、最初から強調で始まり、それがどんどんハイテンションに上がっていき、聞いている方で息苦しくなります。
 NHKには、ちゃんと日本語の話し方についての教育制度〔機関)があると聞きます。そこへこの人を一年間送って、徹底的に日本語を鍛え直したらどうでしょうか。
 これまで裏で、読みだけをやっていた男性アナウンサーにも問題を感じていましたが、やっと最近変わりましたね。ホッとしました。この人は「・・・ました」の、「ま」に変に力が入って、「まぁーした」と聞こえ、重ったるかったです。
 NHKは、もっときれいで、聞きやすい日本語を使うよう、力を入れてください。
【投稿文、ここまで】

 こんなことを書いても、しょうがないと思いながら、クレイムをつけてみた。最後のセンテンスは、「力を入れてください」ではなく、「力を抜いてください」とするべきだったか。書かなかったけれど、この人の番組開始時の出だしもおかしい。最初の一礼の間に「今晩は、クローズアップ現代です」と言ってしまうのだ。「今晩は」で一礼し、「クローズアップ現代です」は顔を正面に向けていってほしい。全体に早口なのは現代風なのだろうが、そのあまり、口の中でくぐもってしゃべってしまうのもよくない。

【08/10/23追記】
 読みだけを担当する男性アナウンサーが交代したらしいというのは、私の感違いであった。今晩登場、日替わりで出たり出なかったりしている。重ったるい読み上げぶりは相変わらずである。

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