2008年12月27日土曜日

料理を使い回す韓国、新聞スクラップ(7)

朝日新聞 08/12/20-25

・料理を使い回すな、韓国で国民運動始まる (08/12/20 国際)
ー テレビ局が無作為に20の飲食店を調べた。16店で食べ残し料理が再利用されていた。政府がこの習慣を根絶する国民運動を開始。法改正して罰則を科す。内部告発を報奨金で奨励。中国その他アジアでも同様かもっとひどいのではないか。多数の皿で大量の料理を供するのがご馳走という習慣は使い回しで支えられているのだったか。日本でのアジア系料理店ではどうか。

・ノーベル賞、二つの疑惑、中国政府、選考委員を招待、大手製薬会社が圧力 (08/12/20 社会)
ー スウェーデンで捜査当局が汚職の可能性があると調査開始。(1)中国政府が今年初め、ノーベル賞の選考委員を丸抱えで招待した疑惑。(2)本年の医学生理学賞の受賞に関し、ノーベル財団の関連会社に出資している製薬会社と受賞者との間に特許料の授受があることが明るみに。ノーベル賞をめぐっては、裏でさまざまな働きかけがあるのは学界では常識。ノーベル賞は与えられるものではなく、「獲るもの」といわれる。中国もアジアの大国にふさわしく、受賞者を出したいところだろう。

・若沖 晩年の大屏風、象と鯨 北陸の旧家から (08/12/21 社会)
ー 若沖の愛好家は多い。06年夏、東京国立博物館に勢揃いした作品の中でひときわ目を引いた「鳥獣花木図屏風」にも巨大な象が描かれていた。ただしこれは若沖の眞作かまだ確定されていない。今回のそれぞれ象と鯨を描いた大屏風は若沖の作に間違いないという。実物を見たいものだ。公開を待ちたい。

・東京大「襖クラブ」苦学生の技、半世紀伝承 (08/12/22 教育)
ー 思い出した。学生時代に学費稼ぎのアルバイトとして評判だった。ふすまの枠を外し刷毛で糊を塗り、張る。ビシッと張るのが難しいのは、自宅でやってみたことがあるので分かっている。今やバイトというより、サークル活動として伝承されているらしい。一人前になるのは、入部後練習に励んで一年後だとか。業者の料金の半額でやるので、年間100件の注文があるという。

・田母神論文「国を常に支持」が愛国か (08/12/22 声・主張)
ー 日本近代史の専門家、ジョン・ダワーMIT教授(『敗北を抱きしめて』著者)が、田母神論文が論拠とする太平洋戦争の開戦にいたる「ルーズベルトの罠」説は、多くの関係文書を参照した綿密な学問的研究からいまや事実としても論理からも支えられていないと指摘。また当時のアジア情勢を広い文脈で見る必要があるとし、田母神論文は、日本だけの観点、それも軍部主導だった経緯を是とする観点だけから、単純な論理で組み立てられているとする。航空幕僚長によるこの論文は「戦後、日本が世界で獲得してきた尊敬と信頼を恐ろしく傷つける」行為だと憂いている。「国を愛するということが、人々の犠牲に思いをいたすのでなく、なぜ、いつでも国家の行為を支持する側につくことを求められるのか」と結んでいる。

・兵馬俑 定説巡り論争、「始皇帝と無関係」研究者提起、出土武器「時代遅れ」(08/12/23 文化)
ー 兵馬俑を研究してきた研究者が、始皇帝の副葬だとすると稜から遠すぎる、武器、馬車の規格、彩色など始皇帝時代のものとは考えにくいなどから、秦ではなく、楚の時代のものではないかと。一方こんな大規模な副葬は始皇帝以外に造れないとの反論も。

・今朝、読売新聞に出ていた広告です。意外と大きなニュースなので、朝日新聞でも広告しています。(08/12/22 全面広告)
ー この全面広告の奇抜なツリには驚いた。08/12/01の法律改正で非営利の団体の法人化が簡単になったと。HPのドメイン名登録業者の広告らしい。読売にはどんな広告を出したのだろう。08/12/25 に再び全面広告。「今朝、ついに毎日新聞にも出た広告です。覚えてほしいニュースなので、朝日新聞では再掲載しています。」とある。ドメイン名登録ってよほど儲かるらしい。

・日本の暮らし、この快適さがたまらない (08/12/23 声・主張)
ー ニュージーランドから朝日新聞との交換記者としてきている「ドミニオン・ポスト」紙の記者、レベッカ・パーマーさん。日本に来た当初は、電車に駆け込む日本人を見てどうしてこんなにせっかちなんだろうと驚いた。3ヶ月もすると、数分後に来る電車が待てなくなっている自分に気づく。東京はなにごとも便利、快適、美味しい、多様。すっかり気に入った。しかしゴミ、無駄使い、環境負荷などの点でニュージーランドと比べてしまうと。

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