2009年5月17日日曜日

王宮礼拝堂のミサ

今日は日曜日。ウィーン少年合唱団がミサ曲を歌う上記タイトルの音楽ミサを聴きに行きました。ハイドンのミサ曲をはさみながらのもので、本来のミサ曲は、このように奏でられるものなのだと、現場を知ったのでした。合唱団も、独唱者もどこやら高い回廊で歌っているらしく、姿は見えません。
音楽と儀式が複雑に組み合わされて進行し、部外者にはものものしくも、儀式なりの様式美とも、感じられました。かのウィーン少年合唱団の本来の用務はこれなのです。
ミサの核心部分である聖餐を受ける人は僅かで数百人もいた会衆の大多数は観光客なのでした。指定席で料金を29ユーロも取るのです。本来の儀式なのか見せ物なのか、疑問でした。ただ音楽は素晴らしく、稀有な機会を楽しみました。

昨日送り損なった掏摸のことは、あらためて書く気になれず、いずれにします。


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