いつものように10日分の記録。日によってはずいぶんtwitterしている。朝起きて寝床で。そしてジムで運動や水泳練習をしたあと、夕方にかけて。日常生活の合間を縫っての短い書き込み。これが現在の私にとっては性に合っている。今回は@yhosokさんと議論をした。この人がどんな人か知らない。しかし議論がけっこう噛み合って、つい長話になってしまう。ただtwitterの制約上短くしか(140文字)書けない。舌足らずの議論になるが、一方要点だけを直接ぶつけることになる。twitterならではの対話が成立する。まあ、お時間のある方は読んでください。
09年9月20日(日)
☆"日曜日の政治番組をハシゴ。鳩山内閣の閣僚たちが、それぞれに党としての政策を自分の言葉で具体的に語っている。予想以上に精鋭揃いだ。中でも岡田外相はデリケートな外交問題について的確な対応。",20 September 2009
☆"午後いっぱいを使って、フォーカス・スタッキング撮影術を試みてみた。スティルライフにどうかと思ってやってみたが、深い被写界深度を必要とするほどのものはさほどない。マクロの花写真などやってみると面白いかと思うが、適当な被写体が手元にない。この撮影法を活かして何を撮るかだな。",20 September 2009
☆"フォーカス・スタッキングとは、奥行きの深い被写体を、焦点の合う部分を徐々にずらしながら何枚か撮影し、合焦部分を合成して、一枚の画像に仕上げる技術。それを可能にするソフトがある。例のフォトショップの最新版とか。専用ソフトも入手できる。",20 September 2009
☆"花のマクロ写真は特定部分にフォーカスし、他の部分をぼかすことに撮影の醍醐味があるが、実際私らの目はあちこちに焦点を合わせて総合して見ている。それと同じく、あらゆる部分に焦点の合った画像を作ってみたいと。",20 September 2009
09年9月21日(月)敬老の日
☆"目が覚めた。4時半。階下で物音がするので、え?!と、飛び起きる。妻のベッドが空っぽ。昨夜、早寝したので、早ばやと目覚めたらしい。",20 September 2009
☆"朝、ベッドで読むiPhoneのTLの未読が、前日の夕方からになっている。日中はPCを使い、こちらはベッドと出先専用としているため。EchfonProが未読を同期してくれる機能をPC側でどう設定したらいいのだろう。Firefox用でなく,mac用のEchofonが出るのを待つか。",20 September 2009
☆"続き) それより、まめにiPhoneのTLを落としておけばいいのだ。",20 September 2009
☆"よく読みにいくブロッガーたちが、昨日あたりから、一斉に新内閣叩きを始めている。小泉改革を熱烈に支持した論者が、河野太郎に期待し始めている。心情は分かるが、この方向で自民が再生することは、まずなかろう。新政権のスタート、特に統治の変革を、もう少し寛容に見ていたらどうか。",20 September 2009
☆"RT @iKaz888: 未読を同期なんて機能が有るんですか。<= EchofonのHPにそう書いてあります。設定が必要なんですが、Firefoxのアドオンとしてのechofonの設定法が分からない。",21 September 2009
【RT以下は他の人の書いたtwitterの引用。<= 以下はそれに対する私のコメント。以下同様】
☆"どうやらギックリ腰のようだ。起床後腰を回したりしてなだめて見たが、腰掛けた姿勢から立ち上がると激しく痛む。ジムどころではない。休んで寝ていることにした。昨日の撮影時の姿勢がよくなかった。ジム活動による疲労も溜まっている。しばらく様子を見よう。",21 September 2009
☆"RT @yhosokさん: 自分の場合、GoogleReaderにaquamasaさんのRSSを登録しておいて、そちらで見てます。既読/未読も記録されますし、PCとiPhoneその他問いません。<= 特定の人のtwtsをRSSで読むということができるとは知らなかった。",21 September 2009
☆"RT @otakore_tw: お大事になさってください。<= ご心配いただき恐縮です。繊細な気質のあらわれた貴方の書き込みは、いつも私を優しい気持にさせてくれます。リラックスしてやって行きましょう。",21 September 2009
☆"ギックリ腰のため、一日中横になって過ごす。この機会に、中公と文春の最近号の政権交代についての論考をまとめ読み。大きな地殻変動と肯定的に論じたもの、単に風が吹いただけとか小沢支配を心配するものなど、いろいろ。政治が「面白い」時代を目の当たりにしていることは確かだ。",21 September 2009
☆"ばらまきと言うが、政治の一つの役割りは所得の再分配である。自民がやって来たのも、各種の利害者集団への分配だつた。それを政官業の馴れ合いでやってきた。その構造に国民が嫌気がさしてきた。民主がそれを大掃除してくれると期待。直接給付は利害者集団(団体)なし。御厨・北岡の対談(中央公論 10月号)から。",21 September 2009
☆"中央公論、文藝春秋のことを話題にしたが、この種総合雑誌は、最近ではすっかり不人気らしい。私ら世代には、この種雑誌に関心を持ち、毎月目を通すことは、当然事だった。未だにその習慣を手放せない。",21 September 2009
☆"RT @otakore_tw: @aquamasa さんの年代と比べてしまうと読者の絶対数は少ないと思いますが、・・・読者はついていると思います。いまでも生き残っているということがそれを証明しているような気がします。<= つい最近「諸君!」が休刊。最後は「文春」と「世界」だけになるのかなと。",21 September 2009
09年9月22日(火)国民の祝日
☆"5時前に目覚めた。身体を動かしてみる。いつものベッド・ストレッチ。どうやらギックリ腰は消えたようだ。立ち上がってみないと分からないが、昨夜、就寝前には痛みはなかった。",21 September 2009
☆"@yhosok さんの音楽と言葉。よくフォローできないが、いくつか。音楽を言葉で語れるか。誰でも言葉で何かを言えるが、音楽で表現できる人は少数者。何かを伝える手段としては共通なところも。音楽には言葉ではなく文学とか詩とかを対置してみたほうがいいか。思想はどうか。",21 September 2009
☆"@yhosokさん。 音楽と言葉。歌についても考えてみるといいな。ソウルとか、演歌まで。",21 September 2009
☆"起き上がってみたら、相変わらず腰が痛む。ジムへ妻を送り届けたあとは、今日も水平生活。椎間板ヘルニアというより、右腰の筋肉痛のようだ。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 音楽や絵画と言葉による表現の比較、で自分が思い出すのは、「日本に欧米のような芸術が不在なのは、日本語が行間で微妙なニュアンスを伝えてしまうから」という<= 日本には風土・文化が生んだ独自の音楽・絵画がある。欧米のものと違うのは当然。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 文学についてはどうなんでしょうか。よく言われることで、完全都市化した世界の住人には所謂「文学」は書けないという話があります。農村社会→近代社会への移行期に生み出されるのが文学なんだと。<= そうかなぁ。人が人間として生きている限り、文学を生み出し続けると思う。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: ロマン派の音楽は文学化しやすいけど、古典はできないといえませんでしょうか。<= 音楽の文学化?そんなものは要らない。(ロマン派の音楽の場合)何を表現しているかを言葉で言い易い。ということかな。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 現代音楽と呼ばれるものは、「何を表現したんですか?」という問いに対する回答とは絶対になり得ないものであろうとしていると思います。<= 音楽はそれ自体が表現なのであって、その問いに言葉で答える必要はない。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: もし音楽が何かの表現であるならば、言葉でも翻訳ができるのではないか?<= 言葉で何らかの感想を述べることは出来ても、それは翻訳ではない。表現は言葉で言い換えられなければならないとは、言語至上主義とでもいうような考え。「言葉にならない」境地に芸術とか美が。",22 September 2009
☆"RT @yhosok:「文学」という言葉が曖昧ですね。言い換えれば、「情報社会」に文学は成立しにくいと思います。<= 曖昧でいいのでは。情報社会にも人間がいて、愛したり、悩んだりする。そこから文学が。リチャード・パワーズ「ガラティア2.2」などが一例。HPかブログに紹介あり。",22 September 2009
☆RT @yhosok: ある文学なり思想が、一片の音楽、一枚の絵画で表現されてしまうということはあり得ませんか。⇦ ある程度は。しかし別の仕方で。先ほどは、音楽や絵画を言語化出来るか、を論じていた。そう、逆向きのほうが出来そうな。概念化を伴う思考を不要とするからか。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 音楽が表現するものについて一定のレベルで言語化は可能だと思います。もちろんそれは言語的抽象化がされていて、音楽ではないわけですが。⇦ 説明や解説はできても、音楽そのものではないし、鑑賞の邪魔。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 人間的「言葉」ではなくて、「情報」が軸となる社会で、旧来の人間像が維持できるのかどうか。⇦ 生活の利便性が変わっても、人間って、そんなに変わるかな。情報社会が人間性を疎外することが、文学や思想のテーマになるとも。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 例えば最近「ライフハック」という言い方ありますが、これは昔であれば人生相談的問題になってたものを、物理的、システム的に処理してしまうという意味で。⇦ なにか、寒々とした世界。医療にも同じようなシステムが開発されようと。しかし臨床医の五感と総合的判断が大事。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: マクドナルドの椅子は一定時間でお尻が痛くなるように固く作ってるらしいです。そうやって客の回転を高めて・・・アメリカの学校の入り口で・・・これらは「人間」という発想がもう使われてない事象かと思います。⇦ 人間工学は、ある程度OK。人間が人間でなくなることは×",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 現実に作曲などしている人が、何らかの言語的批評なり理論なりから完全に自由に活動している、というのはかなり難しいんじゃないかと思います。⇦ それは創作にとって副次的なこと。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 例えば、異性を好き/嫌いというのは変わらないと思いますが、「恋愛」となるとある時代には存在しないんじゃないでしょうか。 ⇦ 映画「バーバレーラ」のようなSFの世界?まさか。男と女がいる限り、変わりませんよ。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: ただ、一方で「非-人間的」に扱われるほうが気楽という人が多いのは事実だと思います。マック店員から人間的に話しかけられたくはない、というような。 ⇦ いよいよ、ロボットとの違いが問題になるな。",22 September 2009
☆"RT @yhosok: 性欲と社会制度以上の意味付けがされた深い男女間の感情、というのは特定時代の代物かと。日本でも明治時代ぐらいは一般的にそういう感覚無かったのではないでしょうか。⇦ 万葉集をはじめとして、古代から現代に至る様々の文学の多くは恋愛なしには。勿論明治時代も。",22 September 2009
☆"RT @emoyan: 代々木八幡なう。<= そこは懐かしい場所。青春時代のもんもんとした感情を抱えて歩き回ったルート。自宅から山手通り側の階段を登り、裏階段を降りて参宮橋へ向かった。ワシントンハイツがあった時代。",22 September 2009
☆"@yhosokさんとの議論を見直してみた。そもそもは、音楽における古典から現代へ、人間の内面に密着した表現から「脱内面化」したものへと変化。同じようなことが、われわれの言葉について、人間的な含蓄を含んだ言語から非人間的な「情報」への変化として起きていると、@yhosokさん。",22 September 2009
☆"@yhosok さんの論点(前のtw)について、ずれた議論、言語と音楽の表現としての差異、を主として問題にしていたと自覚。むしろ非人間化、脱内面化が本当かを論じるべきだったか。これについてはまたやりましょう。今日は一日臥せっていて、つい深入りしてしまった。",22 September 2009
09年9月23日(水)秋分の日
☆"おは。腰はまだ痛むようだ。今日も水平・無重力生活がいいか。それとも、いっそプールで水中ウォークがいいか。考え中。",22 September 2009
☆"RT @emoyan: 夜、初めて代々木八幡宮の例大祭を訪れたとき・・・<= あそこの神主ファミリーが平岩弓枝の実家だった。今でもそうかな。",22 September 2009
☆"@emoyan: 「代々木八幡宮」「不思議の世界に迷い込んだような気が」<= ここは、縄文人に遡る「死霊」の漂う地。中沢新一「アースダイバー」的にいえば。",22 September 2009
☆"RT @emoyan: ワシントンハイツのことは聞いたことが・・書き込まれてみては・・・<= wikiに書くほどの材料は?ですが、Webには書いたことがあります。http://bit.ly/3lpwE",23 September 2009
☆"腰痛を押してジムのプールへ行ってみた。水中ウォークだけのつもりだったが、力を抜いて泳いでみた。かえっていつもよりうまくいった。興に乗ってやりすぎ、帰宅後は水平生活に逆戻り。",23 September 2009
☆"RT @emoyan: ウェブの記事は拝見しました。ググるといちばん上に出てきましたよ。<= Thanks! あれは、続篇を予告しておきながら、書いていないので、格好悪い。でもこれまで、2度TV局に資料提供してます。書いておくと役に立つこともあるもの。",23 September 2009
☆"RT @BengoshiKH:乗鞍のような人の多い山で登山客がクマに襲われるというのは意外・・「人間界」と「熊界」の境界線が秋は特に曖昧なんですね。<= 軽井沢でもクマは出るそう。本州で出るのはツキノワグマですが。",23 September 2009
☆"RT @myosshii: まだまだいらない物が沢山ある…こうしてみると人生いかに無駄遣いが多いのかと… <= 老い先が気になる年齢になると、その感、いや増す。",23 September 2009
09年9月24日(木)
☆"おは。目覚めてまず気になるのは、腰の痛み。どうやらいいかな。でも起き上がって見なければ分からない。しばらく水平状態で様子をみる。",23 September 2009
☆"今日から妻は東京へ出かけ、2泊3日してくる。ジムも今日は休み。さて、どう過ごすかな。",23 September 2009
☆"そうだ、起動しなくなったPowerMacG5の問題があった。強制シャットダウン後、起動出来ずにいる。Shiftキーの長押しも効かない。アッブルマークが出るだけ。このところMacbookProにメインを切り替えて、こちらを可愛がってやらなくなっていた。起動ディスクを見つけなければ。",23 September 2009
☆"フォーカス・スタッキングの撮影、二度目。ワインボトルなどを着物裏地の端布の上に載せた被写界深度の必要な対象。フォーカスをマニュアルで変えて6枚撮影したものから、一枚を合成。HeliconFocusを使って画像処理は簡単。シフトレンズと同様の全面フォーカス画像。もっと面白い被写体を",24 September 2009
☆"腰痛はウソのように消えている。昨日多少無理をして泳いでみたのが良かったか。温湿布と鎮痛剤が効いているだけか。ともかくパソコンの前に座り続けないことにしよう。",24 September 2009
☆"妻は東京宅へ。私が水戸。いつもは逆なのだが、このところ東京で特段の用事がないし、暑さの厳しい都市空間を避けてきた。ジム通いに熱中していたこともある。2ヶ月半東京にご無沙汰は新記録。この間妻は2度ほど単独上京。お株を奪われてしまった。",24 September 2009
☆"ひとりの夕食。妻が用意しておいてくれた、枝豆、アジの南蛮漬け、厚揚げとダイコンの煮込み、ブロッコリー・サラダなどで済ます。飲みものはプレミアムモルツ、そのあと焼酎のグレープフルーツサワー。デザートは巨峰。",24 September 2009
09年9月25日(金)
☆"今日はジムでの泳ぎを軽く済ませて、午後から撮影。フォーカススタッキングのトライ3度目。ミニボトルなどを撮像素子からの距離30から85cmまで配置した被写体を11コマ多重撮影。コンピューター合成して仕上げ。平凡な絵柄だが、全部に焦点が合っている点でデジタル写真技術の成果を示すもの。",25 September 2009
☆"悩まされていた腰痛はウソのように消えた。二日前おそるおそるプールをやってみたのが良かったのかもしれない。直後は痛みが激しくなったが、温湿布をして寝たら、翌日朝は痛みがなくなっていた。腰回りの筋肉痛だったのだろう。今日も力まないようリラックスして泳いだ。泳ぎも良くなって怪我の功名。",25 September 2009
09年9月26日(土)
☆"おは。曇り空ですね。妻不在、単身生活3日目。今日も気ままに過ごそう。ちょっとプール、あとの時間は写真展に出す写真の仕上げ。3点だけだが、プリントの調子をま",25 September 2009
☆"今朝はiPhoneの文字変換が変。まごまごしているうちに、書きかけが飛んで行ってしまった。",25 September 2009
☆"出展作品のプリントの調子を見るため何種類かの用紙に試し刷りをしてみる。最終プリントはA3ノビ。これはもっと先でよい。",25 September 2009
☆"@myosshii さん、おは。myosshiさんは、いつ寝ているのか?不思議な時間の中にいるよう。",25 September 2009
☆"RT @myosshii: 解像感バリバリな写真の方がウケがよいのかしら?しゃきっとした写真撮れるようになりたいけど、解像感とはちょっと違うんだよね… <= 撮影機器とか設定によるとともに、画像処理も大事だと思う。たとえば http://bit.ly/khZ58",26 September 2009
☆"RT @yhosok: まぁ、基本的に哲学に歴史を取り入れる人は嫌いです。<= ということは、永遠に変わらない何ものかを求めるということになるが、そんなものがあるのだろうか。プラトン以来、哲学者はそれを追い求めてきたが、未だに結論が出ていない。むしろそんなものはないと考えると。",26 September 2009
09年9月27日(日)
☆"おは。少々寝苦しい夜だつた。掛け布団を羽毛に変えたのは早過ぎたか?脱いだり掛けたり苦闘したようだ。汗もかいている。",26 September 2009
☆"写真投稿板に5作品提出の締切日が迫っている。今日の仕事。",26 September 2009
☆"小池真理子、全共闘時代を。「否定的には見られない。あの時代にあった熱のようなものを伝えたい。虚無感すら熱を帯びていた」中央公論10月号の特集で。若い人たちはあの時代を知っているのだろうか。私はもっと上の世代だが、転向ともいえる影響を受けた。",26 September 2009
☆"自分の生き方と考えの土台としていたものを、激しく揺さぶられ、そこから脱出したのだった。依拠できる根っこのようなものは、何処にも無いと。それからある意味、気楽になった。",26 September 2009
☆"窓を開けて空をみる。薄曇り。うっすらと青空が透けている。鳥たちもセミも鳴いていない。静かだ。",26 September 2009
☆,"妻はまだ眠っている。3日間の東京暮らしで疲れたのか。",26 September 2009
☆"妻は、亡くなった織り友達の形見分けともいえる即売会で幾つか遺作を買い取ってきた。故人は、ある機会に私が撮ったボートレートを殊のほか気にいってくれた。会場に掲げられていたという。",26 September 2009
☆"すやすやと眠り込んでいる妻を起こさぬよう、そっと起きて、階下に降る。階段の軋みとともに自分の身体のあちこちがポキポキと鳴る。まだお寝んねのようだ。野菜たっぷりジュースの準備を始める。",26 September 2009
☆"RT @yhosok: 哲学は「真理」を前提にして、その近くを延々と到達不能なまま巡る言葉の運動だと思います。<= いずれ各論を。「真理」は何を根拠に真理として受け容れられるのか。哲学の歴史は答えがないと教えてくれている。各人各様の語りしかない。流行だけ。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 哲学の最良の形態は、私はソクラテスのそれだと思います。「無知の知」というものですが、これは相対主義とは反対で、ソクラテスは神を信じていてどこかに真実があると確信してました。<=ソクラテスの真骨頂はひたすら問い続けたこと。神?真実?",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 重要だと思う点は、ソクラテスがその弁証法で結果として不変の真理を掴んだわけではなく、最初にその(真理の)存在を確信していた、ということです。<= 前提とか、始めからの確信などあるとすれば、「無知の知」は単なる手段になってしまう。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 同じようなものは、私は例えばデカルトの懐疑にも言えると思うのですが、方法序説の中で懐疑の後に神の証明が出てきますけど、あれは順序が逆だと思う。まず最初にデカルトは神を信じていて、そこから・・・<= 結論ありきの詭弁だったのですね。彼の影響を抜けきらないと。",27 September 2009
☆"@yhosok さん、少し休みます。ゆっくり議論しましょう。哲学についての見方が違うのは、ヴィトゲンシュタイン以降の哲学に私は影響を受けていること。特にローティ。彼は学としての哲学に終わりを告げ、さまざまな考え方の間の会話しかないとした。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: (前略、ソクラテスは)ああいう問いや、最後の死に方はしないと思います。積極的には言えないが、絶対不変の真実がある、と固く信じていたと思います。<= 彼にあったのは知的誠実さ。絶対不変の真実なんてものがあるのでしょうか。それをどのように知ることができますか。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: ローティはアメリカ的実利主義な人なんでしょうか。所謂「ポストモダン」というのは結局アメリカ的プラグマティズムになるんじゃないか、という。系譜としては・・・<= 「実利主義」は?。ヨーロッパ哲学と交流し、ハバマース、デリダに近いかとも。",27 September 2009
☆"@yhosok さん、自死した哲学者須原一秀の著書に「現代の全体をとらえ・・」という現代思想の大枠を書いたものがあり、その注記でこの書の主張は結局ローティが欧米の社会に向かって書いたことと同じことだと。キーワードは哲学の不成立。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 哲学の不成立というのは、ニーチェのような哲学批判ではなく、現実に不要だし成り立たない社会である、ということでしょうか。<= ローティは「哲学と自然の鏡」を書いた後、プリンストン大哲学科の教授であることを辞し、比較文学とか文明論に転向。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 真実が無い、という前提に立てば、知的誠実さは無用じゃないでしょうか。<= 絶対確実な、永遠不変の真理などないようだと見定めて、その拠り所の無さに耐えて立つということが知的誠実なのでは。",27 September 2009
☆,"2ヶ月に一度、写真5枚を提出している投稿板に、9月の分を。http://bit.ly/X5SnH",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 知的に単刀直入に把握可能な真実は無いでしょうけども、倫理的、実践的な場ではむしろ常に求められませんか。例えば「死刑は是か否か」など。<= 倫理的な判断は超越的な真理ではなく、経験的にみんなで作り上げてきたもの。歴史や文明に依存している慣習的なものだと。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 「真実」というのを人間が把握可能な何かと捉えるのは私も反対です。把握は永遠にできない。それと、カントの物自体のように我々の視野の外に厳然と存在することは矛盾しないと思います。<= 「視野の外に厳然と存在」。仮定はできても、確かめられない。論じても仕方ない。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 具体例で言えば、ソクラテスのようなのは死刑にされて当然である、或いは仕方ないということになりますか。<= 当時の社会の法にとっとった裁きを、彼は「それでよし」として受けた。その是非を論じるより、生き方、考え方から学ぶものがあるかどうか。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: もちろん、「物自体」というのは認識の対象ではなくて信仰の対象です。しかし、それを前提にすることは思考の方向を180度変えると思います。<= 信仰の対象となると、哲学的思考が成り立ち得るか。「語り得ないもの」を巡っては、会話は成り立たないよう。",27 September 2009
09年9月28日(月)
☆"おは。早ばやと目覚めてしまった。まだ暗いが、もう寝直すのはむりだ。iPhone相手に遊んで過ごそう。",27 September 2009
☆"RT @yhosok: 逆じゃないでしょうか。超越的なものを前提にするから、哲学的思考が発生する。ソクラテスのような思考が発生する、ということです。 <= 前提とする超越的なもの、何?どこ由来?どのようにしてそれを知りうる?誰もが同意するもの?各人各様?哲学不成立の原因はそこに?",28 September 2009
☆"RT @yhosok: ローティというか、アメリカ社会は元々「哲学」なるものが似合わない印象がある・・<= これは大いなる誤解?アメリカ社会は多様性を許容し、先進的でもある。哲学はパース、ジェイムズ、デューイのプラグマティズムの伝統。大陸哲学ほど難解な言説なしとして、軽視は?",28 September 2009
☆h"RT @yhosok: 世界で最も宗教的、原理主義的とも言われますね。プラグマティズムと宗教原理主義は意外と相補的関係になるとか言えないのかな。<= これも誤解。プラグマティズムの親和性はリベラリズム。原理主義とは対極にある。",28 September 2009
☆"@Yokato41 観念論vs.唯物論は過去の議論。パラダイムというほどの大げさな議論でもない。ボキャブラリーの違いはあるかな。対極と親和性は、話として面白いが(極左、極右の例)、原理主義はプラグマティズムになじまない。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: プラグマティズムはアメリカで主流かと思いますが、同じ社会で原理主義的なキリスト教が統計的には多い。<= 共和党の基盤の一部が原理主義。キリスト教徒の相当部分はむしろ穏健、リベラル。相補的関係とは具体的に何?哲学者を含めて知識人は、表だっていわないが無神論。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: アメリカが自由な社会だと言われる一方で、統計的に非常に宗教的なのは何故か、という疑問 <= アメリカ人の大多数がchurch-goerなのは、社会学的に興味深いこと。地域コミュニティが教会中心。教会に行かないと変わり者扱い。議員その他の代表者にはなれない。",28 September 2009
☆"@yhosok アメリカ社会でも都市住民、知識人、科学者、エンジニアなどには教会に行かない人が多い。他方poor whiteといわれるような階層には、呆れるほど無知で、進化論とか人工中絶などに強く反発する人が多い。知的面から見れば「壮大な発展途上国」とも。こういう層から兵士が。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: それと、プラグマティズムが主流、ということは無関係だとお考えだと。私は関係があると思ってて、日本が無宗教で形式主義なのと対象的だと思ったのです。 <= 無関係。哲学におけるプラグマティズムをかなり誤解しているようだ。「実利主義」とおしゃったので、おや?と。",28 September 2009
☆"@yhosok さん、たとえば、仲正昌樹「集中講義!アメリカ現代思想」(NHKブックス)などを、ちらっとご覧になったらいかがかと。ローティに触れた部分もあり。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: 原理主義を定義するとしたら、「あちら側」の言葉をそのまま現実世界の言説として語る、ということだろうか。<= 私の考え「とりあえず、まあいいか」に対して、「絶対、これが正しい」と言い張るのが原理主義。その絶対の根拠は「あちら側」というより単なる「刷り込み」",28 September 2009
☆"RT @yhosok: 私はソクラテスの特徴は「個別性」の思考だと思っていて、慣習的なものからの逸脱であった・・個別性を成立させるのは超越的なものとの関係じゃないか、と。<= 体系的な哲学などなくて、個別の考えしかない。これは同意。成立の根拠は?個別の問題解決体験に根ざす会話か。",28 September 2009
☆"RT @sila_platino: 『綺麗なプリントを作る』という範疇には、もう意識はない。何かこう、もっと光や闇、善悪や矛盾など見境なくドロドロ渦巻いているような作品に仕上げたい。作品に説得力をもたせる、どうしてももっと気持ちを高めるのと、より高いプリント技術が必要と痛感。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: 超越性との関係により「個別性」が成立することで、初めて人は「対立」が可能になると言えるのではないか。「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。わたしは敵対させるために来たからである。」",28 September 2009
☆"RT @yhosok: 「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、・・・」 <= 引用された言葉は生前のイエスが語ったというより、原始キリスト教会が置かれた状況が付加した言葉と解されている。それをこのような主張に結びつけるのはどうか。",28 September 2009
☆"@yhosok さん、もっと普通に考えましょう。別に超越性など持ち出さなくても、人にはそれぞれの考え方があり、違いがあるのですから。対立は日常茶飯事です。その違いを話し合いながら、受け容れあったり、違いのままでいたりしてやっていくのですから。",28 September 2009
☆"RT @yhosok: その定義だと、キリスト教徒などは全て原理主義になってしまいませんか? RT @aquamasa 「とりあえず、まあいいか」に対して「絶対、これが正しい」と言い張るのが原理主義。<= 私の定義はいい加減だが、(大部分のキリスト教徒にとって、信仰の対象は)「絶対」かというと「信なき我を助け給え」が本音では。",28 September 2009
09年9月29日(火)
☆"おは。目が覚めたが、まだ眠い。暖かい。降るのだろうか。",28 September 2009
☆"@yhosok さん、しばらく休みましょう。明日から旅に出ます。",29 September 2009
☆"BSフジ・プライムニュース。谷垣新総裁のもと、自民党がどう再生していくかをテーマにしているが、でている山本有二議員はひどいな。大敗についてまったく反省していない。国民がバカだから民主党が勝ったといわんばかり。少しましな笹川、大村は、あまりの言い方になすすべなし。これではダメだな。",29 September 2009
09年9月30日(水)
☆"おは。早い時刻の目が覚め。昨夜寝たのが早かったが。睡眠時間は、短いほう。5時間半。いつものiPhoneタイム。",29 September 2009
☆"今日から、房総方面へ小旅行に行ってくる。あいにく天気は良くないようだ。一日目、刑部岬。二日目、鵜原岬。ここでは、旅で知りあつて以来親しくおつき合いしている3夫婦が集まる。地魚料理、温泉、友人との語らいを楽しんでくる。",29 September 2009
☆"鹿島神宮なう。",30 September 2009
☆"奥宮なう。",30 September 2009
☆"御手洗(みたらし、湧水)なう。",30 September 2009
☆"要石なう。",30 September 2009
☆"飯岡刑部岬・展望館なう。九十九里浜北限の屏風岩が太平洋に突き出た高台。眼下に飯岡漁港。",30 September 2009
☆"カントリーハウス・海辺里@刑部岬なう。今夜はここに宿泊。",30 September 2009
☆"海辺里(つべり)での夕食なう。地魚をこれでもか、と、たっぶり食べさせてくれる。ほうぼうの薄づくりと天ぷら、金目鯛の煮付け、そのたもろもろ、とても食べきれない。格闘中。",30 September 2009
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